弁護士法人マーシャルアーツから借金返済を迫る手紙が…

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弁護士法人マーシャルアーツから、借金などの早期返済を請求する手紙を受け取ったという話は、インターネット上でも数多く見られます。

弁護士事務所からこのような手紙が突然送られてきたら、誰でも戸惑ってしまうことでしょう。

しかし、借金を滞納しているという心当たりがある場合には、手紙を無視していると大変なことになってしまう可能性があります。

この記事では、弁護士法人マーシャルアーツから借金の返済を請求する手紙が届いた場合について、架空請求との見分け方、対処法などを、法律の専門的な観点から詳しく解説します。

1.弁護士法人マーシャルアーツとは?

弁護士法人マーシャルアーツとは、堀鉄平弁護士を代表とする弁護士法人(法律事務所)です。

堀鉄平弁護士はプロ総合格闘家を兼職しており、弁護士法人マーシャルアーツ自体も「戦う弁護士集団」を標榜していて、非常に特徴のある弁護士法人と言えます。

弁護士法人マーシャルアーツのホームページにおける「法人のお客様」というタブをクリックすると、法人向けに提供している弁護士業務の一覧が記載されています。その中に、法人の債権回収代行業務が含まれています。

債権回収代行業務について、弁護士法人マーシャルアーツは特設ページを設けています。

このことから、弁護士法人マーシャルアーツが債権回収業務(債権者から借金の回収を業務を委託され、債務者に代理で請求をする業務)に力を入れている弁護士法人であるということが窺えます。

【参考】
弁護士法人マーシャルアーツ公式サイト
闘う弁護士集団による債権回収

そのため、弁護士法人マーシャルアーツから債権の回収についての手紙を受け取った場合は、弁護士法人マーシャルアーツが、あなたの債権者から債権回収業務を受任し、代理人として債権回収の連絡をしてきたということが考えられます。

なお、インターネット上の情報によると、弁護士法人マーシャルアーツは、ZOZOTOWNやNTTファイナンスを代行して債権回収業務を行った実績があるようです。

したがって、これらのサービスの料金を滞納しているという心当たりのある場合は、滞納料金の請求を目的として手紙を送ってきている可能性が高いでしょう。

どの債権者を代理して連絡してきているかは、手紙の文面を確認すればわかるはずです。
まず債権者名を確認して、どの借金・料金などが回収の対象となっているのかを把握しましょう。

2.架空請求との見分け方

弁護士法人マーシャルアーツは、実際に業務の一環として正当に債権回収を行った実績が数多くあります。

しかし、逆に弁護士法人マーシャルアーツの評判を利用し、振り込め詐欺等の一環として、弁護士法人マーシャルアーツの名前を騙って連絡してくる悪徳業者も存在します。

そこで、弁護士法人マーシャルアーツから手紙を受け取った場合、その手紙による請求が本当に正当なものであるのかを確認する必要があります。

まず、手紙の中に記載されている弁護士法人マーシャルアーツの連絡先を確認します。

そして、その連絡先が、弁護士法人マーシャルアーツのホームページ内にある連絡先一覧に記載されているものと一致するかどうかを確認してください。

弁護士法人マーシャルアーツ当法人から通知書、メール、SMSが届いた皆様へ

もし、連絡先が一致するならば、その手紙は弁護士法人マーシャルアーツから送付された正当なものである可能性が高いと言えます。

連絡先が一致していない、借金や料金の滞納に心当たりがないという場合には、弁護士法人マーシャルアーツに直接問い合わせをして確認するのが良いでしょう。

3.弁護士法人マーシャルアーツによる債権回収の流れ

次に、弁護士法人マーシャルアーツによる債権回収の流れについて、また、手紙を放置するとどうなってしまうのかということについて解説します。

3-1.手紙、メール、SMSでの支払い催促

弁護士法人マーシャルアーツが法人から債権回収業務を受託した場合、まずは債務者に対して、債務の支払いを催促する手紙を送付してきます。

手紙の外観は以下のページのサンプルを参照してください。
弁護士法人マーシャルアーツ当法人から通知書、メール、SMSが届いた皆様へ

また、上記のwebページによると、メールやSMSでも催促の連絡をしてくる場合があるようです。

弁護士法人マーシャルアーツから電話がかかってきたり、直接家まで来られたりということは基本的にありません。

しかし、手紙等による催促を無視し続けると、催促のトーンがだんだん強くなっていきます。最初は「通知書」などのタイトルで送られてきていたものが、最終的には最後通告という形になり、これ以上無視すれば法的手段に移行するという内容が記載されることになります。

3-2.裁判所による支払督促、訴訟

債務の支払いを催促する手紙の送付を受けても債務者が支払いを行わない場合には、弁護士法人マーシャルアーツは、裁判所を通じた支払督促や訴訟といった法的手段により、債権回収を目指すことになります。

特に訴訟になった場合、債務者に対しては裁判所から訴状が送付され、また裁判のために裁判所に出頭するように要請がなされます。

出頭要請を無視していると、債権者の主張が全面的に認められる判決が出されてしまいます。

3-3.強制執行

訴訟で債権者・弁護士法人マーシャルアーツ側の勝訴が確定した場合、その確定判決を債務名義として、債務者の財産に対して強制執行が行われます。

強制執行が行われる場合、債務者の意に反して財産が没収されてしまうため、様々な弊害が生じてしまいます。

たとえば給与の差し押さえにより滞納の事実が勤務先に発覚してしまったり、マイホームを所有している場合には競売にかけられてしまったりすることになります。

そのため、強制執行の段階に至る前に、弁護士法人マーシャルアーツからの請求について適切に対処しなくてはなりません。

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4.債務をすぐに支払えない場合の対処法

債務をすぐに支払えない場合でも、請求を放置してしまうと、上記のように最終的には強制執行がなされてしまいます。

では、その前にどのような方法により対処すればよいのでしょうか。
いくつかの方法について解説します。

4-1.消滅時効を援用

まず、支払いを請求されている債務につき、消滅時効の援用ができないかを確認します。

一般に、債権の消滅時効は、支払うべきとされている日から5年です。よって、弁護士法人マーシャルアーツからの手紙を受け取った日から遡って5年以上前に発生した債務については、消滅時効を援用することで支払いを免れることができます。

しかし、債権者側も時効期間については把握しているでしょうから、現実的には消滅時効の完成はあまり期待できません。

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4-2.債務整理を行う

消滅時効も援用できず、しかしどうしても債務を支払う余裕がないという場合には、債務整理による返済負担の軽減を検討しましょう。

債務整理には、大きく分けて①任意整理、②個人再生、③自己破産の3種類があります。
それぞれ、簡単に概要を説明します。

任意整理

任意整理は、債権者と債務者の間の交渉により、債務の返済負担の軽減につき合意することを言います。

分割払いの交渉なども任意整理の一種と考えることができます。

任意整理には、手続きが簡単・当事者間で自由に合意内容を決められる・任意整理の事実を第三者に知られる可能性は低い等のメリットがあります。
また、債務者の手元に資産を残しておくこともできます。

一方で、任意整理はあくまで債務者と債権者の合意により行われます。
そのため、新たな返済条件に債権者が同意しない場合には、別の方法を検討しなければなりません。

また、債権者が複数いる場合には、個別に交渉を行う必要があるので、その分手間が増えてしまいます。

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個人再生

個人再生は、民事再生法という法律に基づき、裁判所を通じて債務の大幅な減額や返済猶予を行う方法です。

個人再生には、債権者全員との間で一挙に債務整理が可能・住宅や車などを手元に残しておける場合がある・強制執行が停止されるというメリットがあります。

一方で、個人再生の申立てをするためには、安定収入があることが要件となっています。

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自己破産

自己破産は、破産法という法律に基づき、裁判所を通じて、基本的に債務の全額免除により債務者を返済の負担から解放する方法です。

自己破産には、原則として債務の全額が免責される・強制執行が停止されるというメリットがあります。

しかし、破産手続においては、債務者の保有する資産は生活に必要な一部を除いてすべて処分されてしまいます。
そのため、マイホームや車などの残しておきたい資産がある場合には、他の手続きが利用できないか検討しましょう。

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5.マーシャルアーツから手紙が来たら弁護士に相談

弁護士法人マーシャルアーツから債権回収についての手紙が届いた場合、早めに債権回収や債務整理に強い弁護士に相談し、対処法についてアドバイスを求めるのが良いでしょう。

弁護士は、依頼者の具体的な状況を聞いたうえで、依頼者にとって最善の解決策を提示してくれます。

事態が深刻化することを防ぐため、まずは弁護士に自分の状況を話してみてはいかがでしょうか。

 
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