2回目の自己破産申請…認められる?何回までOK?

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自己破産2回目

自己破産できない?破産申立の2回目のやり方?

Q.20代の専業主婦です。夫が連帯保証人になって夫婦で借金しました。自己破産の回数が2回目ですが申請できるのでしょうか?仕方を教えて下さい。

アメリカのトランプ大統領が4回の破産申請をしていたことは有名ですが、日本でもこのような復活劇は可能なのでしょうか??

せっかく債務整理(自己破産や任意整理、個人再生)をしたのだから、もう二度と同じ轍は踏まないと夫婦そろって誓ったはずなのに、また借金をしてしまったという人は意外に多くいます。ギャンブルであったり株やFX、また連帯保証人になってしまったというパターンも有ります。

このような人が考えることは、「何回も自己破産はできない?回数制限があるとやばい・・・人生詰んだ・・・」ということです。たしかに自己破産は免責されれば借金は何回もゼロになるので、多重債務者には大変ありがたい制度です。

では、自己破産は2回目でもすることは可能なのでしょうか。申立は?免責は?

自己破産をするには?二回目も申請できる?7年?10年?

現代は手軽に借金しやすい時代で、自己破産を代表とする債務整理をする人の数は増えています。

どんなに借金をしていても自己破産して裁判所の免責許可が下りれば、借金はゼロにできないわけではなくできます。一度自己破産した人でも例外ではなく、2回目の自己破産をすることは可能です。ただし、一定の条件をクリアする必要があります。

2回目の自己破産を行うための仕方・条件

1回目の自己破産で免責を受けてから7年が経過していれば、2度目の自己破産の申請をすることはできます。

そもそも自己破産をすると何ら過失のない債権者が債権を喪失してしまいます。ある日突然、貸していたお金が返ってこなくなるのですから、貸主としては不測の事態であり、大きな不利益を被ります

従って、自己破産を申請した人が深く反省して更正できると裁判所が判断しなければ、免責許可が下りることはないのです。そのため、1度目の自己破産をした後で、すぐに2度目の自己破産を申請することは道義的あるいは社会的に許されない行為であると判断されます。

そこで、1度目の自己破産の免責を受けてから7年を経過しないと2度目の申請はできないとしているのです。

なお、7年が経過することで2度目の自己破産の申請をすることは可能ですが、何回も同じ仕方で同じことを回数を何度も繰り返すということは反省しておらず更正の意思がないと判断される可能性があります。そのようなケースでは、裁判所は免責を認めない傾向にあります

裁判所の免責が下りなければ、破産申請はできても借金がゼロになることはありません。借金の貸主は督促することができますし、返済期限までに支払えなくなるので期限の利益を喪失してすべての借金を一括返済で請求されることになります

2度目の債務整理の仕方。免責許可は認められるか?

回数が2度目の自己破産の申請・申立をすることはできるのですが、問題は免責が認められるかということです。1度目に免責が認められたからといって、2度目も簡単に免責が認められるわけではありません。

むしろ免責が認められるための条件は厳しくなり、「1度目とは異なる」返済不能に陥った理由とその妥当性が必要とされます。例えば、1度目はリストラで会社を解雇されて収入がなくなり生活苦に陥ったため、2度目は知人の連帯保証で借金を肩代わりした場合などです。

2度目の免責許可を受けるためには、借金の理由に注意しなくてはなりません。いくら借金せざるを得ない状況に追い込まれていたとしても、返済の意思もなく計画的に借金をしたと判断されたり、何回も同じような手口で借金をしまくっている悪質さを認定されると免責は否認されてしまいます。

1度目よりは免責許可のハードルは高いので、同じような理由での借金ではまず免責許可は認められません

ただし、同じような借金をしてしまったケースでも、主張の方向性や厳密な理由の相違によって二回目の免責許可を受けることはできます。

これは債務整理に強い弁護士に依頼して解決してもらうことがポイントとなります。破産事件のプロである弁護士ならば、借金をするに至った理由や経緯について分析した上で、裁判所に対してどのように主張すれば免責を許可してくれるかポイントを熟知しているからです。債務整理に強い弁護士に依頼することで、うまく解決できる可能性があります。

裁判所の審査(競馬やパチンコでの破産)

競馬で自己破産はできるのか?ギャンブルでの借金と裁量免責でも書いている通り、例えばギャンブルで作った借金の場合は注意が必要です。

2度目の自己破産では免責を受けるためにはハードルは高くなり、裁判所の審査が厳しくなることは間違いないでしょう。

特に借金の理由には注意しなくてはなりません。パチンコや競馬などのギャンブルやキャバクラで遊んだり海外旅行で使った遊興費のために借金をした場合には、裁判所の免責許可は下りません。

節約のための努力をしていない場合でも裁判所は厳しい判断をする傾向にあり、2度目で免責を認められるためには1度目よりもかなり厳しい道のりがあります。二回目でも自己破産の申請はできますが、借金の理由によっては免責が認められないということは覚悟しておきましょう。

何回目まで可能なの?制限ある?

ここまで2回目の自己破産の仕方について説明しましたが、回数に制限はあるのかと思われた人もいるかと思います。つまり、自己破産は何度までできるのかということです。

自己破産は法律上の制度であって、その手続きについては破産法に定められています。破産法では自己破産は1度しかできないとは書かれておらず、回数制限なく何度でも自己破産を行うことはできます。

自己破産は収入がなくなり、借金の返済が不能になった人を救済するための制度であり、条件を満たせば回数は関係なく何回でも申請できるのです。

ただし、裁判所に申立・免責許可を認められて借金がすべてゼロになるかどうかはまた別の話です。

まとめ

トランプ大統領のように不死鳥のごとく蘇ることは難しいかもしれませが、チャンスは用意されています。日本であっても、2回目以降の債務整理(自己破産)は可能なのです。トランプ大統領のような復活劇にできるかどうかは、本人次第。ただし、2回目以降の自己破産で免責許可を認められるには、1回目よりもハードルは高くなります。ちなみに、彼の支持率もこのところ回復をみせています。

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