自己破産した人でもデビットカードは作れるの?

★ お気に入りに追加

自己破産をすると、いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまいます。この結果、クレジットカードの審査に通らなくなり、クレジットカードを作ることができなくなります。

しかし、現代社会を生きる上で、クレジットカードがないと何かと不便です。常に財布に現金を入れておかなくてはいけませんし、ネット通販も利用しづらくなります。

そういった場合、デビットカードを利用するという手があります。デビットカードがあれば、財布の中の現金が少なくてもデビットカードで支払いできますし、ネット通販も利用できます。

この記事では、デビットカードについてよく分からないという方のために、その概要を紹介していきます。

1.デビットカードとは

クレジットカード、デビットカード、そしてプリペイドカードなど、世の中には多くの種類のカードがあります。

「デビットカード」は、銀行などの口座とセットになった決済用カードです。
デビットカードで決済すると、その瞬間に銀行の口座から代金が引き落とされます。月末に支払い分が引き落とされるクレジットカードとは、引き落としのタイミングが根本的に違うのです。

デビットカード カードで支払った瞬間に口座からお金が引き落とされる
クレジットカード 後払い形式で、カード会社が支払いを立て替え、後日請求される
プリペイドカード 先払い式のカードで、カードに前もって現金を入金(チャージ)しておくか、入金されたカードを買って利用

利用者にとって最も大事なのは、「デビットカードは使ったらすぐ口座からお金を引き落とされる」という点です。他のカードと違う特徴的な部分なので、しっかりと覚えておきましょう。

【自己破産前に作ったデビットカードも引き続き利用可能】
自己破産をする前からデビットカードを持っていた、という方は、自己破産をすることでお持ちのデビットカードを解約しなければならないのか、不安になる方も多いと思います。
しかし、その心配は不要です。デビットカードでしたら、自己破産や個人再生の手続きの最中でも引き続き利用することが可能です。

2.デビットカードのメリット・デメリット

2-1.デビットカードのメリット

口座残高=支払いの上限なので債務超過に陥らない

デビットカードは即座に支払いが行われるので、口座の残高以上の支払いが発生しません。口座に残高がない場合はエラーが発生します。

自分の支払い能力を超えた買い物ができないため、債務超過に陥る心配はありません。

カードを作るときに審査がない

デビットカードを申し込んだ場合、基本的には何の審査も行われません。このため、いわゆるブラックリストに載っている人でもカードを持つことができます。
一部の金融機関では審査がありますが、行っている機関の数自体が少ないので、そこを避ければ問題ありません。

デビットカードは、口座のお金と支払が直結しており、金融機関が一時立替・貸付をしたりすることがないため、通常審査が実施されなのです。

関連記事
完全解説!よくわかる債務整理とブラックリストの関係
借金の支払いができないという方の中には「ブラックリストへの掲載」という話が気になり、債務整理に踏み切れない方もいらっ…

クレジットカードと同様に決済できる

デビットカードは支払いのタイミングが違うだけで、クレジットカードと同じ決済システムを使っています。また、VISAやJCB、MasterCardなど、国際的なブランドのロゴが付いたデビットカードであれば、多くのお店で問題なく使うことができます。

口座の残高から直接一括払いという条件を除けば、クレジットカードと同じような利便性を有するのです。

低年齢でも所持できる

大半のクレジットカードは、18歳以上かつ収入が安定した人でなければ持てません。

一方、デビットカードは15歳から持つことができます。中学生は不可としていることがほとんどですが、早ければ高校1年生から所持することが可能です。

2-2.デビットカードのデメリット

口座に残高がなければ使用できない

即座に料金を引き落とされるシステム上、口座の中に残高がなければ当然デビットカードを使えないことになります。

給料日前などで口座に残高が少ない場合には特に注意が必要です。

分割払いができない

デビットカードを使った場合、支払い方法は一括払いとなります。

高額な商品でも一括で支払う必要があるので、入手しづらくなるのが難点です。

不正利用された場合も即座に引き落とされる

デビットカードは、不正にカードを使われた場合でも、口座からすぐに料金を引かれてしまいます。

クレジットカードの場合なら、突然限度枠ギリギリの買い物をするなど不審な使われ方があれば、カード会社の判断で支払いを停止してくれることがあります。
しかし、デビットカードはそういったシステムがありません。口座に残高がある限り、不正であってもなくても即座に支払いが行われてしまうのです。

3.デビットカードを作れないケース

デビットカードを作る場合、審査はほとんど行われませんが、それでもカードを作れないケースがあります。

では、具体的にどのようなケースとなるのでしょうか。

3-1.金融機関に口座を開けない場合

デビットカードは、口座とセットでなければ使えません。そのため、金融機関に口座を持っている人が対象となります。
つまり、金融機関に口座を作ることができない人は、そもそもデビットカードを作れないのです。

口座を作れない理由としては、以下のことが考えられます。

  • 本人確認ができない(本人確認書類を用意できない)
  • 住所がない
  • 過去に口座や名義を犯罪に利用した、された人(口座凍結リストに載っている人)
  • 金融機関のあるエリアと実際の生活エリアが離れている人
  • 反社会的勢力の人やその家族

3-2.デビットカードを作ろうとしている銀行とトラブルがあった

例えば、銀行から融資を受けている中、返済の延滞を何度も繰り返したり、長期滞納したりなどのトラブルがあった場合がこれにあたります。

同じ銀行にデビットカードの発行を申請しても、過去のトラブルが原因で断られることがあります。

3-3.申し込んだデビットカードに融資機能がある

デビットカードの中には、融資機能を持っているものもあります。こういったカードを申し込むと、クレジットカードと同じような審査が行われてしまいます。

この場合、過去の信用情報が調べられるので、もし自己破産などの履歴があればカードを発行してもらえなくなります。

4.デビットカードの使い過ぎには要注意

デビットカードはクレジットカードに比べて簡単に作ることができ、債務超過のリスクも少ないカードです。
しかし、使いすぎた場合、口座残高がいつの間にかなくなってしまい、今後の生活に困る可能性も考えられます。そして、それを補うためにお金を借りると、それが原因でさらに生活が圧迫されるかもしれません。

もし、借金などで生活に困っており、債務整理(自己破産・個人再生・任意整理)を考えるレベルにまでなってしまった場合は、早めに弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。一人一人にあった適切なアドバイスをしてもらえます。

また、もし自己破産後の生活で困っている方がいらっしゃったら、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事
債務整理で住宅ローンもクレジットカードも審査が通らない!ブラックリスト期間の生活方法
借金問題を解決するとき、債務整理は必要不可欠とも言える仕組みです。 しかし、債務整理にはもちろんデメリットもあります…

債務整理に強い弁護士が無料相談いたします

借金返済ができず、滞納・督促でお困りの方は、債務整理に強い弁護士にご相談ください。自己破産、個人再生、任意整理、過払い金請求、法人破産などで、借金問題を解決できる可能性があります。

弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

  1. 毎月の借金の返済が苦しい/借金が一向に減らない
  2. 債務整理したいが自宅だけは手放したくない
  3. 連日の督促・取り立てで精神的につらい
  4. 会社が倒産したので破産処理をしたい

債務整理に強い弁護士に相談・依頼することで、厳しい督促が止まり、難しい手続きもサポートしてもらえます。

1人で悩まず、今すぐ債務整理に強い弁護士にご相談ください。

都道府県から債務整理に強い弁護士を探す

Cafeおすすめ! 【全国対応】債務整理に強い弁護士
弁護士法人イストワール法律事務所
弁護士法人イストワール法律事務所
弁護士法人イストワール法律事務所 弁護士法人イストワール法律事務所

お客様の借金の状況を細かくお伺いした上で、最適な債務整理方法をご提案いたします。

お客様の借金の状況を細かくお伺いした上で、最適な債務整理方法をご提案いたします。

借金に関する悩み事は、家族にすら話しにくくて一人で抱え込んでおられる方もいるかと思います。当事務所はそんなお悩みを抱えている方の借金問題を最適な方法で解決して、人生を再出発できるようしっかりとサポートいたします。
お電話でのお問い合わせはこちら
050-5267-6263
[電話受付]毎日 9:00~21:00
電話で相談する 弁護士詳細情報はこちら 弁護士詳細情報はこちら
この記事が役に立ったらシェアしてください!