新潟県の世帯数ランキングとその内訳
新潟県の世帯数は全国第15位と、人口の多さのランキングとおおむね同じという結果でした。
また、持ち家率も全国第14位と比較的高いようで、81%以上の世帯が持ち家に住んでいるとのことです。
新潟県は他県からの人口流入が少なく、大学入学や就職を機に都会へ流出していく傾向があるため、ひとり暮らしなど賃貸で借りる需要が少なく、先祖から受け継いだ土地にそのまま住み続けたり、一戸建てを建てて住むような傾向があるようです。
また、世帯年収も全国第18位で金額にすると541万円ということで、他の都道府県と比べてもそんなに悪い数字ではないでしょう。
新潟県の1世帯あたりの負債現在高
次に、新潟県の1世帯あたりの負債の残高について見ていきたいと思います。
負債現在残高は、全国第10位と意外にもちょっと高めです。年収がそんなに少なくないはずなのに、なぜそんなに負債があるのか、その内訳を見ていくと答えがわかります。
負債の内訳のうちほとんどは、住宅ローンや土地購入のための借入で、全国第8位の負債残高となっています。つまり、新潟県は賃貸よりも持ち家を好む傾向があるようで、家賃を払うのではなく、住宅ローンを組んでいるため負債残高が多いのです。
その証拠に、住宅ローンや土地購入以外の負債については全国第34位と非常に低くほとんどないことがわかります。 新潟県の方は、住宅取得以外についてほとんど借金をしない傾向があるのかもしれません。
とはいえ、新潟県には次のような公営ギャンブル施設があるため、やりすぎによる借金には注意する必要があります。
これら以外にもパチンコやパチスロで借金を作ってしまう人もいるかもしれません。 やりすぎには十分注意しましょう。
新潟県には新潟競馬場という大きなJRAの競馬場はあるものの、それ以外のギャンブル施設は決して多くはありません。
ただ、パチンコ、パチスロのお店についてはそれなりにありますので、楽しむ程度に遊ぶ分には良いと思いますが、のめり込んでしまって多額の借金を作らないよう注意しましょう。
新潟県の1世帯あたりの貯蓄残高について
新潟県の1世帯あたりの貯蓄現在残高は、全国第28位と思ったよりもあまり高くないという結果でした。その内訳を見てみても、普通預金、定期預金ともに全国第24位とあまり高くなく、かと言って有価証券で運用しているかというとそうでもなく、全国第32位です。 新潟県は持ち家率が高く、住宅を購入するために住宅ローンを組むケースが多いため、収入の多くを貯蓄に回しにくいのかもしれません。
ただ、新潟県は住宅ローン以外の借金が少なく、貯蓄がそんなに多くなくても、持ち家という資産は保有しているため、そんなに気にするほどのことでもないでしょう。