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三重県の債務整理に強い弁護士・司法書士を掲載
三重県は、紀伊半島の東部に位置しており、人口は約180万人で(2017年10月現在)、全国で22番目に人口の多い都道府県です。
北は滋賀県、京都府、岐阜県、愛知県、西は奈良県、南は和歌山県と接しており、南北に長い形状をしています。 西部には「近畿の屋根」と呼ばれている台高山脈がそびえ立ち、南部にはリアス式海岸が広がっていて、山と海に恵まれた自然環境を活かした農林水産業が盛んです。 松阪牛や伊勢海老などは特に有名ですね。
また、伊勢神宮や鈴鹿サーキットなど、誰もが知っている有名なスポットをはじめ、なばなの里、鳥羽水族館、ナガシマスパーランド、夫婦岩、志摩スペイン村パルケエスパーニャなど、多彩な観光スポットが満載で、毎年大勢の人々が訪れています。 伊賀市は忍者の里として有名で、特に外国人観光客から人気があり、活気に溢れた市です。
今回はそんな三重県の借金問題の特徴や貯蓄の傾向、借金の解決法について見ていきたいと思います。まずは、三重県に対応する借金問題に対応している弁護士・司法書士を掲載いたします。
三重県の世帯数ランキングとその内訳
三重県の世帯数は、全国第22位と平均より僅かに上位であり、人口の多さのランキングと同順位であるため、人口と世帯数が比例している都道府県であると言えるでしょう。 そして、持ち家率はなんと全国第3位と、非常に高い順位を誇っています。
その原因としてまず第一に考えられるのは、三重県の1世帯あたりの年間収入ランキングが、全国第10位と非常に高いレベルにあることが挙げられるでしょう。 この順位は、隣接する大都市である愛知県をも上回っていることからも、その水準の高さがわかるかと思います。 年間収入が多ければ、その分マイホーム資金へと回す余裕が出来るのも頷けます。
また、三重県の中でも、四日市市などは愛知県のベッドタウンとして機能している一面もあります。 そのため、通勤や通学は愛知県へ、居を構えるのは自然が多く愛知県より地価も低い三重県に、と考える人が多いのも、三重県の持ち家率が高い要因の一つではないでしょうか。
持ち家率は、その地域の住みやすさを示す指数であるとも言われているため、三重県は非常に住み良い都道府県であると言えるでしょう。 特に、最近はマイホームに対する意識が昔と比べて大きく変化しており、賃貸でも充分であると考える世代も多い中でのこの持ち家率の高さは、三重県民の持ち家志向の強さが如実に現れていると見ても良いかもしれません。
三重県の1世帯あたりの負債現在高
次に、三重県の1世帯あたりの負債現在高、つまり借金がどのくらいあるのかについて見ていきましょう。
三重県の1世帯あたりの負債現在高は、全国第16位と比較的上位の方であると言えます。 その中でも、1世帯あたりの住宅・土地のための負債が全国第15位と特に高くなっています。しかし、三重県の持ち家率が全国第3位であることを考えると、住宅・土地のための負債が多くなることは当然でしょう。
一方、1世帯あたりの住宅・土地以外の負債は全国第38位と非常に下位の方です。 住宅・土地以外の負債としては、マイカーローン、カードローン、キャッシングなどが考えられますが、三重県は縦長の形状をしていることもあり、移動に車がないと不便な車社会であるため、その大部分はマイカーローンの支出であると考えられます。
だからといって、安心するのは早計です。 三重県では、パチンコやスロットにハマってしまい、借金をしてしまう人が年々増加し、問題となっているからです。
パチンコやパチスロでの支出も、住宅・土地以外の負債の一因なのではないでしょうか。
また、三重県にはボートレース津があり、競艇も盛んで、パチンコやスロット以外にもギャンブルを楽しめる環境が身近にあります。 競艇なら、パチンコよりも一度に大金を掛けることも可能であり、一日にして数十万円もの大金を失うこともあるでしょう。 そして、負けを取り返そうと躍起になり、生活費にまで手を出し、最終的に消費者金融会社から借金をすることにもなりかねないのです。 ギャンブルでの負債には十分に注意しましょう。
次に、1世帯あたりの月払い・年払いの負債ですが、全国第25位とそれほど高くはありません。 月払い・年払いの負債としては、自動車保険、新聞の購読料、習い事の月謝などが考えられますが、三重県は前述したように車社会であるため、自動車保険への加入は必須であり、それがこの項目の出費の大部分を占めているものと考えられます。
また、最近はインターネットから容易にニュースを見ることが出来るため、全国どこに住んでいても新聞を購読する必要があまりなく、三重県でも新聞を購読する世帯は少ないものと思われます。
三重県の1世帯あたりの貯蓄残高について
続いて三重県の1世帯あたりの貯蓄残高について見ていきましょう。
三重県の現在残高は、全国第6位と非常に高い順位であり、貯蓄に力を入れている都道府県と言えるでしょう。 では、貯蓄内容の内訳はどのようになっているのでしょうか。
自由に出し入れ出来る通貨性預貯金の額は、全国第14位で、上位ではあるもののそこまでとは言えません。 しかし、毎月決まった額を積み立てていく預金である定額制預貯金の額は、なんと全国第3位とベスト3に入る高順位です。
このことから、三重県民は、貯金が得意であり、尚且つ、コツコツと着実に増やしていく堅実性を持ち合わせていると考えて良いのではないでしょうか。
有価証券の保有率も高く、全国第9位であり、投資への積極性も伺えます。 また、生命保険などの順位も全国第11位と、不測の事態への備えもしっかりと行っており、三重県民がいかに貯蓄に力を入れているかをデータから窺い知ることが出来るでしょう。
借金問題を解決するには
借金を重ね、多重債務に陥ってしまった場合、一刻も早く対策を講じることが重要ですが、借金の悩みというのは人に相談しにくいデリケートな問題であるため、1人で悩んでしまいがちです。 しかし、借金問題を解決する方法は必ずあるので、借金を整理するための債務整理の主な3つの方法について知っておきましょう。
まず、一つ目は、借金の額が少ない人に適していると言われている「任意整理」です。 任意整理は、債権者と話し合い、借金の減額交渉をする方法で、裁判所を通す必要がない最も簡単な方法です。 しかし、相手方が必ずしも交渉に応じてくれるとは限らず、むしろ交渉が上手くいかないことが多いという欠点があります。
二つ目は、マイホームを所有している人に向いている「個人再生」という方法です。 個人再生なら、住宅ローン以外の債務を5分の1から3分の1程度まで減らすことが出来る制度であるため、マイホームを手放す必要がありません。 せっかく住み良い街、三重県で手に入れた持ち家を手放したくはないですよね。
また、ギャンブルでの借金でも利用できるというのが個人再生の大きな特徴の一つです。 しかし、手続きが大変複雑で時間がかかることや、今後も継続した収入を得る見込みがあることなどの厳しい条件があるなどのデメリットがあります。
三つ目は「自己破産」という方法で、耳にしたことがある方も多いと思います。 自己破産は、裁判所に破産申し立てをし、破産者となることで全ての借金を免除してもらう制度のことです。 その代わり、マイホームやマイカーなど一定額以上の財産を手放さなくてはなりません。 簡単に言えば、借金がゼロになる代わりに、財産もゼロになるということです。
財産が無くなるということは、大変大きなデメリットのように感じるかもしれませんが、借金のない新しい人生をスタート出来るというのは何よりも大きなメリットなのではないでしょうか。 しかしそのぶん手続きは大変難しいものとなっています。
上記に紹介したどの方法で債務整理を行うかは、借金の額や、マイホームの有無、生活の困窮具合がどれくらいなのかなど、様々な事情を考慮して選択しなければならないため、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、判断を仰ぐのが望ましいでしょう。 また、専門家であれば、煩雑な手続きや交渉事なども引き受けてくれるため、借金問題解決への近道となります。
三重県では、以下のような場所で借金や債務整理に関する無料相談を行っているので、借金問題でお悩みの方はまずはお早めに相談だけでもしてみることをお勧めします。
三重県消費生活センター
津市栄町1-954
059-228-2212
桑名市 商工観光文化課
桑名市中央町2-37 桑名市役所地下1階 消費生活相談室
0594-24-1334
四日市市市民・消費生活相談室
四日市市諏訪町1番5号 四日市市役所1階 市民相談コーナー
059-354-8153
名張市市民相談室
名張市鴻之台1番町1番地
0595-63-7416
松阪市商工政策課
松阪市殿町1340番地1
0598-25-6590
法テラス三重
津市丸之内34-5 津中央ビル
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